Jung Chang の講演 

もう3週間も前になってしまうのですが、私の住んでいる町の大学に、あのWild Swansの著者、Jung Changが講演に来ました!

Wild Swans(邦題「ワイルド・スワン」)は最初に日本語で、それから何年もしてから英語で読みました。夫に「どんな本?」と聞かれ、「とにかくスゴイ本」とすぐに口に出るくらい、本当に「スゴイ」本です。Jung Changのおばあさん、おかあさん、そして彼女自身、3世代にわたる中国の女性たちが、激動の波に翻弄されながらも、必死に生き抜いていった姿を書いた本です。読んでいない方、これは必読書ですぞ(笑)。

ワイルド・スワン 上 (1) (講談社文庫 ち 4-1)
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Wild Swans: Three Daughters of China
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starBorn to be strong wild swans
starSearching for the soul of Lieu Shaoqi.
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そのあこがれの著者に会えるなんて!!!しかも講演は無料。でも整理券が必要。絶対にいくぞー!と、さっそく整理券をゲット。

と、意気込んだつもりでした。で、会場について通された場所が、それほど中ぐらいの講義室。

「そんなに人が少ないのか?」と思ったのですが、どうも様子が変。前方のスクリーンに映像が映し出されていて・・・

ようやく時間がきて分かったのですが、Jung Changが話をする場所はすでに満席なので、ほかの講義室を「サテライト・ルーム」として、中継映像を見ることになる・・・とのこと。私をふくめ、知らずに入ってきた人たちの失望感が漂っていました。

でも、司会の先生の紹介のあとに映し出されたJung Chang、本当にきれいでした〜。とってもフレンドリーな笑顔で、冗談を交えて笑いを誘いながら話しはじめ、失望していた人々も機嫌を直していました。

講演の内容は、Wild Swansと2年前(だったかな?)に出版されたMao(毛沢東)のダイジェストでした。まあ、本の宣伝のための講演でしたが、Jung Changの魅力にもううっとり。

ところが、質問タイムのとき、一応サテライトルームの人たちも、質問を紙に書いて提出し、会場にいる司会者が質問することになっていたのですが、この司会者、マイクを通さないとサテライト・ルームにいる人たちに聞こえないことを忘れていたらしく、質問の内容が聞こえない。ここで、サテライト・ルームにいる人たちから不満のため息がもれ・・・

また最後、Jung Changが挨拶しているときに、すでに部屋を出ようとしている人たちの雑音で、またまた失望感が漂い・・・全体的に、サテライト・ルームにいた人たちは、かなりがっかりした講演になってしまった気がします。Jung Chang自身には非はないのだけれども。

レセプションエリアでは、軽食と飲み物が用意され、そしてJung Changの著書の販売とサイン会が行われていました・・・あぁ、私、自分のペーパーバック、持ってくればよかったなぁ・・・どこまでもツメがあまい私。財布も忘れてるし。

せめて・・・ということで、後姿をこっそり。

Dsc00852.jpg


ところで、ベジタリアン用のお皿にシュークリームがのっていたので、頬張ったら、なんか変な味が口に広がって・・・・カマンベールクリームでした。いや、カマンベールチーズ好きですが、カスタード・クリームが入っているものと決め込んでいただけに(無意識に)、一瞬、混乱しましたよ。妙な後味とともに、会場をでましたが、なんか、この日の講演を象徴しているような気がしました。

Comments

偶然!つい最近『ワイルドスワン』を読み返したところですよ(もちろん日本語で)。
先日図書館で『The Last King of Scotland』のDVDを借りて(お奨めです。フォレスト・ウィテカーの演技が凄い!)、アミン大統領と毛沢東、カリスマ性を持つ二人の人物の、長く権力のトップにいる間に変貌していく様が似通っているように感じられて・・・。
たまたま手許には、毛沢東の主治医を務めたリ・シンスイという人が書いた『毛沢東の私生活(The Private Life of Chairman MAO)』という本もあって(日本人会卒業組の置き土産)、あの時代の中国を理解するのに大いに役立ちました。

生Jung Chang、いいな〜。
彼女の素敵さは、強くて聡明な女性だけが持ち得る美しさのように思います。

珍しく続けてブログが読めたので、連日コメントしてみました。荒らしてゴメン。

え====っ!!
Jung Changがダンディーに来たんですかーー?!!

実は私も最近自分の中で中国&シルクロード・ブームになっていまして、Wild Swanを読み返そうという気になっていたところでした!

行きたかったー。。。。。
彼女、いくつになっても綺麗なんですねー。素敵ー。

ところで、(話がちょっとずれてすみません)分厚いペーパーバックからページがポロポロ落ち初めて来たとき、Michikoさんどうされてます?製本ってこのあたりでできるんでしょうか?
(実は私のWild Swan、ぼろぼろなんです。。。)

michiさん、こんばんは^^
私も、この本(邦訳)からすごい衝撃を受けました><
(当時ノンビリ学生の私でも打たれた)

「文化大革命」という言葉を深い歴史のうねりとして実感したのは、この小説のおかげだと思います。

ご本人にお会いになったのですね!
おめでとうございます^^

そうそう、シュークリームの話、こっち側で受け笑いでした^^
お正月にちびっ子達が花びら餅をほお張りまして…
「味噌だぁ〜」と叫んだのを思い出しながら(笑)
彼らは小豆のアンコが入っていると思い込んでいたようです^^

なおさん
荒らしなんてとんでもない!うれしいですよ〜。なおさんもワイルド・スワンを読まれたんですね!The Last King of Scotland、こちらの映画館で見ましたが、そうそう独裁者って、国を問わず、どこか共通したものがありますよね。

ワイルド・スワンの原書のほうは3年くらい前に読んだのですが、読みながら、文化革命のころ紅衛兵だった人たちって、ちょうどユン・チャンと同い年・・・っていうことは中国社会を支えている人たちだよな・・・このころに心を潤し、成長させるもの(=本当の文化)がことごとく否定されて、彼らはそれらを憎むように教え込まれたんですよね・・・絶対、その影響っていまだに尾を引いていると思うんですよね・・・

ユン・チャン、本当に素敵ですよね。若いころは、もう女優のような美貌でしたが、今もきれいですけど、あのチャーミングな笑顔が本当に魅力的です。

Yukikoさん
そうなんですよー、ちょうどこのころDundee Woman's Festivalがあったので、そのハイライトとして呼ばれたみたいです。

上の写真では分かりにくいかもしれませんが、髪が腰の下まであるんですよー。若いころに比べるとやはり年齢を感じますが、でも笑顔がすてきな可愛いらしい人でした。

そうですねー、本、そこまで読み込んでいないので、今のところ大丈夫なのですが、私だったらセロテープで修理しちゃうかな?
シリコンを溶かす糊を使ったことがあるのですが、これは本を修理するのに使えるかも!ダンディーの文房具屋にあるようですよ。あとは、図書館が一番よく知ってるかも(でもセロテープ修理の可能性もあり)。

日本にいる友達が製本を習っていたことがあって、素敵なアルバムやノートを手作りしていました。これ、本当に役に立つスキルだなーと思います。

びっちゃんさん
私も最初にこの本を読んだとき、レポートのため、ということもあったのですが、あっという間に読み終えたこと覚えています。本当に引き込まれる迫力がありましたね。

花びら餅ってどんなお菓子なのでしょう?あまいお味噌が入っているのかな?おいしそう〜。たしかにあんこだと思って食べたら、びっくりしてしまうかもしれませんね。

でもね、見た目が本当にシュークリームだったんですよぉ。いったい誰がかんがえたんでしょうね、カマンベール・クリームを入れようなんて。

ワイルドスワン

数年前に読みました!!
すっごく興味深かった。
あの、立ての繋がり、女性から
女性への教え、伝統 ・・・ 歴史。

なんだか身震いした覚えが ・・・。

彼女がダンディーにっっ!!!!!

すっごいーーーーーーーー!!
今思い出したけど、誰か友人と彼女とこの本の話をしてて、言われたんだった。

私、似てるって。
顔が ・・・ ふふ

嬉しかったわぁ ・・・。
あぁ ・・・ 余談 ・・・

でも、良いなぁ、良いなぁ ・・・。
すっごいなぁ ・・・

でーーっかい溜息

やっこさん
そうかも!やっこさん、ユン・チャンに似てる!本当にきれいよね、彼女。そしてパワフル!やっぱり、日本でも多くの人が読んでいるんですね。

3世代の中国女性、激動の中国社会を必死に生き抜いていく姿、本当に感動ですよね。新作のMaoはどうなのかなぁー。いつかチャンスがあったら読んでみようかな。

そういえば、講演で、ユン・チャンが話していたのですが、毛沢東は風呂もシャワーも嫌いで、政権についてからの20数年間、お風呂に入らず、自分の愛人や世話係に熱いタオルで体を拭かせていたのだそうですよ・・・

Wild Swan ぜひ読んでみようと思います。Jung Chang と話ができたらもっと嬉しかったでしょうね!
また1冊、リストができました。
ありがとうございます。
こちらは桜が満開になりました。

まりこさん
ぜひぜひ読んでみてください〜!日本語でも英語でもどちらでもお薦めです!

今週末は、お花見の予定が入っているでしょうか?まりこさんのおすまいのところも、桜が満開できれいでしょうね。どうぞ楽しい週末をお過ごしくださいね!

今日図書館でWild Swans をかりてきました。2週間で読みたいなと思っています。
(結構ボリュームがありますね)
読み終わったらご報告します。。。

まりこさん
そうなんですよね、日本語訳ではハードカバーの本で上下ありました。でも内容はもっと重厚ですよ(笑)。第二作のMAOもかなり分厚い本で、これも手を出すのを躊躇してしまう理由です。

感想、楽しみにしています!

今日Wild Swansを読み終わりました。濃厚なチーズを味わったような、読み応えのある作品でした。日本による占領、国民党軍と、共産党軍の戦いによる暴力と裏切りが渦巻く時代に、強く気高く生きた3代の女性に深く心を動かされました。それにしても、コミュニズムのもつ、底知れぬ恐ろしさ(人間性の否定)は、ついこのまえといってもいい、1970年代のことですので、う〜む、、とうなってしまいました、、家族の絆の強さにも、また、著者の父が晩年、著者に述懐した言葉に胸を打たれました。
素敵な作品を教えていただいて、ありがとう!

まりこさん
もう読み終わったんですね!速いですね。私がこれを読んだときは一ヶ月くらいかかった記憶があります(英語)。でも、本当に迫力のある本ですよね。決して、読んで損のない本だと思います。

ところで、ずっとお聞きしたかったのですが、まりこさん、どうやって英語で本が読めるようになられたのでしょうか?最近では、英語学習や多読の普及で、ペーパーバック、洋書に挑戦される方が増えているようですが、まりこさんの場合は、多読普及以前から英語での読書を楽しまれているように思うのですが・・・非公開のメッセージでもMixiのメールでもいいので、こっそり教えていただけたらうれしいです!

そういえば、わたしたちが参加している洋書のコミュニティの今月のお題の本(告知されていませんが・・・)、J.SteinbeckのOf Mice and Menを読みました。すごーくよくて、ほかのスタインベックの本も読んでみたいと思っているところです。

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